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有限要素法を用いた熱・応力解析により構造物の健全性・ 信頼性評価を行っています。
また、原子力分野では安全性向上と効率的経済的な運用を支援していきます。
原子力発電所の確率論的リスク評価
(Probabilistic RiskAssessment:PRA)において。PRAでは、信頼性解析手法によりプラントの炉心損傷頻度の評価を行うレベル1PRA、炉心損傷に引き続く格納容器の破損により環境中に放出される放射性物質の量とその発生頻度を求めるレベル2PRA、さらに放射性物質放出による公衆の個人ならびに集団の被害を評価するレベル3PRAの3段階に分類されます。NAISはレベル1、2、3PRAまた、再処理施設まで対応しております。
また、一般公衆の被ばく評価、熱流動解析までを一貫して行う体制を用意しています。
PRA解析 Win-NUPRA
確率論的安全評価用解析コード
SAPHIRE
確率論的安全重要度評価用解析コード
MELCOR
シビアアクシデント時事象進展解析コード
MAAP
シビアアクシデント時解析コード
有限要素法  FINAS
汎用非線形構造解析システム
ANSYS
熱流動構造解析ソフトウエア
RELAP
原子炉過渡事象解析コード
NASTRAN
有限要素法構造解析コード
大気拡散 SPEEDI
緊急時環境線量情報予測システム
WSPEEDI
広域大気拡散予測システム
MACCS2
事故時大気拡散コードシステム

関連実績

・日本原子力研究開発機構の高温ガス炉の試験研究炉(HTTR)の設置変更許可申請の為の温度解析をFLEXPDE等で解析。
・PWRプラントのPRAモデルの損傷炉心頻度をWin-NUPRAコードで解析。
・PWRプラントを対象とした、レベル1.5PRAにおける重要度評価手法の整備。
・PWRプラントを対象とした、重大事故時のソースタームを用いたレベル3PRA解析。
・再処理施設を対象とした、重大事故時を想定としたイベントツリーの作成。
・MAAPコードの解析結果をMELCORコードを用いて比較整理する。
・TRACコードによるパラメータの整備。
・RELAPコードを用いた過渡事象の解析。